Less is More.

[東御店]

 最近はキャッシュレスですっかり現金を持ち運ばなくなりましたね。そのせいもあってか、財布を買い替えようと思い立ったのですが、その時にこの言葉を知りました。「少ない方が豊かである」という意味で、20世紀のドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエが残した言葉です。実際買い替えた財布も、1辺が7㎝にも満たない小さな財布ですが、携帯性の向上だったり、「本当に必要なものだけが入っている」ことに謎の満足感を覚えています。
 私生活でもこの言葉を知ってから「なるべくシンプルに、気に入ったものだけを」と考えるようになりました。そこで、学生時代(衝動買いの連続で物であふれていました)に持っていたあまり着なくなった服や使わなくなった雑貨を断捨離したり、フリマアプリに出品してみたり...と少しずつスッキリさせています。そのおかげか、衝動買いの頻度がかなり減り、購入の手前に「本当に必要なものだろうか」と立ち止まることができるようになりました。
 SDGsが重要視されるこの時代、「Less is More」の考え方を今後も大切にしていきたいと思います。(お薬にも通じる考え方だと思うので、いつでも相談して下さい(宣伝です)。)

薬剤師 春原