正月行事について思う事

[丸子店]

『七草なずな、唐土の鳥が日本の国に渡らぬ先にストトントン・・・』

 1月7日の朝、野草をおかゆに入れて食する風習があります。近くになるとスーパーマーケットの店頭にもセットが置かれます。1月7日は旧暦では12月16日。今年は1月27日が旧暦の1月7日。どちらにしても若菜摘む季節ではないですね。
『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』
 いずれも緑色が濃く香りのある野草で、無病息災を願い、冬場の野菜不足を補ったり、正月料理で弱った胃腸を助けるためともいわれています。
 「せり」はセリ科の野草で香りが強く、健胃、解熱作用があると言われています。
 「なずな」はペンペン草ともよばれアブラナ科の野草で、若葉には鉄分などミネラルが豊富です。薬草としては下痢、浮腫み、子宮出血などに用いられるようです。
 「はこべら」はナデシコ科の野草で、葉緑素が豊富です。 「小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ緑なす繁縷(はこべ)は萌えず若葉も籍くによしなし・・・」と藤村の詩にも登場しています。薬効的には、歯槽膿漏の予防や歯痛、乳汁分泌不足に良いようです。
 「すずな」、「すずしろ」は野草というより野菜で、カブとダイコンになります。

 成人の日は、1月15日(小正月)で、どんど焼き(三九郎)、また大学ラグビーの決勝戦もあった日でした。

 今年が変な飛行物体や邪気が飛んでこない、平穏な年になってほしいものです。

薬剤師 若林