5歳児にに叱られる番組で「なぜ人はコレクションするの？」という問いに対し「約250万年前から1万年前までの狩猟採集に明け暮れた人類の名残」との解説がありました。つまり「ネットで推しのグッズをポチっと衝動買い」これは文明の利器が発達したからだけではなく、私たちのDNAに刻まれた、古代人が木の実を沢山採ってきたり、狩りをして美味しいお肉を手に入れたりしてホクホクしていることと同じかもしれないのです。
私は今、ひとり縄文ブームです。今年に入り茅野市の尖石縄文考古館に行き、また別の機会には同市の「神長官 守矢資料館」にも行ってきました。諏訪地域は縄文銀座とも呼ばれ、諏訪湖やその周辺地域に人々の豊かな縄文文化が花開いていたことがうかがえます。明治維新後産業が発展してもなお、そこかしこに縄文の名残があります。かの奇祭御柱祭も縄文文化の名残かもしれないのです（諸説あり）。今後は黒曜石ミュージアムや他の遺跡にも行ってみたいと思います。誰もが言うようにAIの可能性は無限大で日々の生活がますます便利に快適になっています。それでも少しだけデジタルデトックスをしてみたくなったら、縄文ゆかりの地を訪れて自然にともに生きた人々の息吹を感じてみませんか。