スヌーピーの漫画に出てくる、青い毛布を肌身離さず持つ男の子ライナス。子供が安心のために特定のものを肌身離さず身につける状態に彼の名前が付けられていて、「ライナスの毛布」と呼ぶそうです。違う言い方だとブランケット症候群とか、安心毛布とか。
私の3歳の息子もまさにそれで、決まったタオルをいつも持ち歩き、つい最近まで保育園にも持って行っていました。お昼寝の時にないとどうしてもダメで、タオルを忘れた日は大泣きして先生を困らせることもありました。入園から一年と少しタオルと共に登園する日々を送りましたが、そんな息子も年少になり徐々にタオルへの執着が薄れていき、保育園にタオルを持って行くのをやめてみたところ、なくても平気で過ごせるようになりました。
入園したばかりの頃はタオルを抱きしめて荷物もおろさずに一日過ごした日もありましたが、今は園でも安心して過ごしているんだな、タオルがなくても平気になったんだなと、息子の成長を感じて嬉しかったです。
とはいえ、家ではまだまだ持ち歩いているので、完全にタオルを手放せるのはまだ先のようです...。気長に見守ろうと思います。
管理栄養士/登録販売者 市村